2010年3月31日水曜日

昨日と今日は

天気が続いたので、田圃の平鋤を行いました。昨日なんかは最高。

朝の八時から、トラクタ-の爪の向きを耕した時に平らになる様に

外向けに交換して、九時からスタ-ト。お昼御飯もそこそこに夕方の

六時までで、1.2haを耕しました。午後からは、かなり冷えて来たので

終わった時には半分凍えてました。これで丁度半分です。

今日は明日から天気が崩れるって予報だったので一気にと思ったのですが

3枚程の田圃にまだ水が溜まっていたので中止して80a耕しました。

明日の午前中まで雨は降らないみたいなので、残りを強行するつもりです。

本当に三日の晴れ無しなんですね。これからは草も勢いを増してどんどん

生えて来ますからね。雨が降れば尚更です。明日から早四月。新年度です。

桜もチラホラから、一気に咲き誇って来ます。たまにはゆっくりと花見の気分に

浸りたいですね。

2010年3月29日月曜日

野菜の植え替えと

野菜の種蒔きをしました。前に種蒔をして植え替えもしたんですが

第二弾。落花生、カボチャ、オクラ、カンピョウ、ルッコラ、フックラ、みず菜、水ナス

の種をポットに蒔きました。どんどん芽が出て、一本づつポットに植え替えを

するんですが、あまりにも量が多いので、とうとうポットと培土が足りなく

なってしまいました。注文しましたが来るまで3~4日掛りそうなので辛抱します。

今年は葉っぱ野菜を沢山チャレンジするので忙しくなりそうです。

天気が続いてくれると田圃の作業に掛れるんだけどね。まっ今のうちに

出来る事を一つ一つやっておかないと農繁期に野菜とお米が重なると

失敗するかもね。明日の天気を期待します。

2010年3月28日日曜日

昨日の芦屋露地物市場は

好天に恵まれて沢山の人との交流が出来ました。いつも来て下さる顔が

見えると本当に嬉しいですし、見えないと、どうされたんだろうと心配にも

なって来ます。また出展者のメンバ-も変わったりして新しく来られた人

との交流も楽しいです。今月は猪名川町から来られた若い就農者の夫婦

と二人の出会いや、野菜作りの苦労話を聞いて親密感が増しました。

2010年3月27日土曜日

いつもの事ながら

今やっとモチを搗き終えて、ゆったりとお風呂に入って上がった所です。

機械で搗くんですが、本当に時間がかかります。明日と言っても今日なんですが

7時半過ぎには出なければ芦屋の露地物市場に遅刻してしまいます。

本当にいつもバタバタなんです。乗用車だと余裕なんですが、軽四トラックなので

無理が出来ませんものね。

端境期で野菜が少ないので心配してたんですが、最後のニンジン、ブロッコリ-

ねぎ、わけぎ、ほうれん草で、けっこうボリュウムがありました。

じゃあ、寝坊しない様に寝ますね。おやすみなさい。

2010年3月25日木曜日

明後日の芦屋の露地物市場の準備を

今日も雨だったので、露地物市場に出展する米粉を挽く作業を夕方から

始めました。500gの袋に入れ今日は25袋出来ました。それでも

3時間タップリ掛りました。きめ細かく仕上げる為に今日は4回通しました。

米粉もだいぶんリピ-タ-の方がいらっしゃいます。嫁がレシピとケ-キや

クッキ-やかりん糖を作って試食をしてもらったからかな?

明後日は野菜が端境期であまり種類が無いので明日はお餅でも搗こうと

思っています。

芦屋は少し姫路からだと距離がありますが、楽しみにされてる人とお会い

出来るのが嬉しいです。

2010年3月24日水曜日

今日は朝からあちこちに

注文を頂いてたお米の配達をしてきました。

昨日のうちに精米をして、注文通りの袋に入れて朝に

すぐ出発が出来る様に準備をしていましたが、野菜は

朝採りにしようと思ってたんですが、雨は止んでくれそうに

なかったので、カッパを着て金時ニンジンとほうれん草を収穫

しました。配達先は芦屋が2軒と西宮と尼崎でした。

芦屋は1軒は幼稚園で、外国人の園長さんでお米の玄米と米粉を

配達しました。若いお母さんにバザ-用に利用されるそうです。

日本人のお米離れが進んでいるのに、外国の方にお米をお母さんに

勧めてもらえるなんて変ですが、嬉しいです。

雨のなか無事配達を終えて姫路まで帰って来たら195キロも走って

いました。でもそんな遠くでも美味しいと言ってくださる人が増えて

繋がりが出来た事を喜んでいます。

2010年3月21日日曜日

北海道からの来客

今朝は若い就農希望者のH君から、頼まれていた小麦が手に入りましたので

寄せてもらってもいいですか?と連絡が入ったので即答でいいですよと返事しました。

H君は北海道の大学を去年卒業して姫路に帰って来て、就農を志しているのです。

先週北海道に、お世話になった人にお礼を兼ねて行って来ますと言ってたので

私がもし春蒔き小麦が手に入るならとお願いしてたのが、手に入りましたとの事

だったのです。

10時過ぎに行きますからという事だったので、先月種蒔したトマトやレタスの苗の

植え替えをしていました。丁度10時頃に車が着いてもう一人若い女性も降りて

来られました。早速紹介され、今年北海道大学農学部を卒業されたとの事。

小麦をもらって北海道の話をしているうちに、植え替えを手伝わせて下さい

と言って、二人が手伝ってくれました。さすがに北大農学部。色んな事を知って

いて感心しました。本当に最近若い人達と知り合う事が多くなりました。

彼女は北海道の人なんだけど、四月から長野県の木材関係の会社に勤務

するそうです。お昼に帰って行きましたが、初めての地域での就業に頑張って

と心からエ-ルを贈りました。

2010年3月20日土曜日

ふるさとひょうご創生塾の卒塾式でした

二年前に入塾して、何か地域に役立つ活動が出来ないものかと

思っていた所に兵庫県のこんな塾があるのを知ってすぐに応募して

入塾が認められました。33人のメンバ―だったんですが今日の卒塾式は

25名が卒塾しました。一年目は基礎講座と二年目の実践活動をする為の

実践講座があり、その後思いを同じくする人が六つのグル-プに別れて

二年目にそれぞれの取り組みを実践して来ました。私のグル-プは都市の

人と田舎で安心・安全な農業体験をすると言う活動をして来ました。都会には

都会の、田舎には田舎の色んな問題があります。それを少しでの交流を通じて

解消出来ればとの思いで活動して来ました。卒塾はしましたが、これからは更に

農業体験を通じて交流活動を活発に行う計画です。

2010年3月19日金曜日

有機農産物の説明会の開催について

兵庫県中播磨県民局長からタイトルの案内がありました。

文面には 中播磨県民局においては、農産物直売所等と連携しながら

ひょうご安心ブランド野菜、更には有機JAS認証野菜などより消費者に

喜ばれる安心・安全な野菜を提供する地産地消を目指しております。

って案内だったので、私が取り組んでいる有機野菜やお米をどんどん

県が連携している直売所等に出荷して下さいって言う様な話かと期待して

たんですが、中身は私が所属している兵庫県有機農業研究会から講師が

来られて有機JASを皆さん取得しましょう。取得する事によってこんなメリットが

ありますよと言うもので、いかにも県としてはこんなことをしていますよと言う事を

兵有研の赤城事務局長が代わりに説明されたみたいな感じで、期待外れでしたが

参加されていた数人のグル-プの人と名刺交換してお話が出来たのがメリット

かなと納得しました。

2010年3月18日木曜日

天気予報は雨

今日は以前からしないといけないと思っていた田圃の畔の修繕を

朝からやっていました。予報は雨なんだけど本当に降るの?って

天気だったけど信じて汗をかきながら、低い畔に土を積んで足で

踏んで固めるを繰り返して30メ-トル程を完成させる頃にやはり

降って来ました。慌てて軽トラックで帰って、午後からは注文を受けてる

米粉を製粉機で挽きました。もちろん無農薬のお米を使ってます。

最近米粉を使ったケ-キやクッキ-やかりん糖の試食やレシピを

付けてみたら、お客さんの反響があり喜んでいます。

2010年3月17日水曜日

神戸のヤングママ達に

もう何年になるんだろう?現役のサラリ-マンの時に知り合った

女性が去年結婚されて、今年の正月に女の子のママになられました。

その友達の女性も去年から私の畑に主人と共に来られる様になり

無農薬のお米や野菜にすごく関心があり、同じく来月ママになられます。

今日は二人から、お米が無くなりそうなので届けて欲しいと連絡をもらって

たので、出産祝いを兼ねて神戸に行きました。もちろん沢山の野菜も一緒に。

そのママと話をして関心した事があります。母乳で育てているので無農薬の

お米や野菜なので安心して飲ませる事が出来ますって言ってもらったのと

おしめを紙おしめじゃなくて、布おしめを使っていると言うのに驚きました。

私の三人の子供は布おしめでしたが、その子が親になってますが紙おしめ

で育ててるのをずっと当たり前の様に見てきたからです。そのママは

おしめを手洗いするので、手が荒れるねんて言ってても嬉しそうでした。

こんなママに育てられる赤ちゃんは本当に幸せだなと思いました。

2010年3月16日火曜日

やっぱり昨日の風は

去年より30日遅れの、春一番だって。何か本当に最近の天候は

オカシイ。農業をしている人にとって、天気はやはりいつもの様に

寒い時には寒く、暑い時には暑くなくてはならないですね。お米や野菜も

本当に季節を敏感に感じていますからね。その時期時期の種を蒔いたり

田植えをしないと収穫は期待できません。本当に関心します。

毎年稲作をしている地域のお年寄りは、米作りは博打だって言ってますね。

でも私が取り組んでいる有機栽培は、今までの様に決まった時期に決まった

肥料を農薬を散布するんではなく、その田圃や畑の土壌を化学的に分析して

それに合った有機肥料の散布をして、温度や日照時間の変化に負けない

稲や野菜作りをしています。

最近この日記を読んでくださる人が増えて来たみたいですが、是非感想を

お聞かせ下さい。

2010年3月15日月曜日

今日は朝から雨

昨日、一昨日と朝から晩まで神戸での行事に参加していて

夏大根と早生のニンジンの種蒔が出来なかったので、朝食も

そこそこでトラクタ-で畑を耕して、雨が降るまでに何とか種蒔を

終える事が出来ました。家に帰る途中から雨と風が強くなりました。

こんな日は孫と過ごすのが一番。早速電話をして二人の孫娘を

迎えに行って、おじいちゃんの自慢のお米と野菜でお昼ご飯を食べ

絵本読みをして、お昼寝をたっぷりさせてパパママが迎えに来るまでに

夕ご飯を作って仕事から帰って来たおばあちゃんと一緒に楽しく食事を

済ませて、迎えに来る頃にはさすがにホットしますね(^◇^)それでも

四月から二人とも保育園に行ってしまうので寂しくなります。

2010年3月14日日曜日

兵庫県公館で

お昼から 兵庫県小規模集落元気作戦 と言うのが催されまして

関心がある友人達と参加して来ました。県内の22か所の集落から

参加があって、各集落のPRや特産品の展示や即売もあリました。

お年寄りが半分以上の限界集落と言われますが、参加された人達は

皆さんとても元気に自分達の住んでる地域の自慢をアピ-ルされていました。

最後に参加者全員で、交流ディスカッションがあり、それぞれの立場から

交流への思いを発言されました。私自身どの地域も素晴らしい環境でたまに

なら行って見たいと感じましたが、そこで生活して行くには大変な苦労もあるんだろうな

と思いましたが、何かきっかけを作って交流が出来たらいいなと思いました。

2010年3月13日土曜日

兵庫県有機農業研究会の総会

今日は神戸元町の私学会館で兵有研の総会がありました。

1時からだったので、いつもバタバタなので今日は余裕を持って家を

出ようと思っていたのですが、またしてもバタバタしてしまいました。

姫路駅までは車で行って、11時に駅で初参加の人と待ち合わせしてたんですが

携帯電話を忘れて、気付いたのが駅に到着寸前だったので取りに帰れず

約束の場所で待つ事にしました。時間に間に合ったので探しながら待ってたんですが

いくら待っても来ないし、時間は過ぎて来るしでとうとう電車に乗ってしまいました。

元町駅で降りて有機野菜の料理屋さん 農家 で昼食を三人でする予定でしたが

結局嫁さんと二人で食べました。総会も無事終わって、仲間との交流会があり

生産者、消費者と色んなお話をしながら、生産者が持ち寄った野菜もシェフの料理

で楽しく美味しく頂きました。これからも沢山のメンバ-と交流を広めて行きたいです。

体験農業希望者が

先日私のホ-ムぺ-ジを見られて、農業体験が出来ますか?

と電話でお尋ねがありました。時期的にはこれから農作業が

始まるので、いいですよって事で、早速昨日来て頂いてジャガイモの

植え付けと、野菜の収穫をしてもらいました。姫路市内の独身女性です。

ベジタリアンだとの事で、無農薬の野菜だってその場でかじっていました。

畑野菜だけじゃなくて、水稲も経験したいって事で頼もしい助っ人が現れて

喜んでいます。そうなんです、今年は水稲の除草を物干しパイプに自動車の

タイヤチェ-ンを取り付けて、ロ-プで引きながら田圃を縦に横に歩いてもらうのです。

チェ-ン除草と言って、有機農法をされてる人はかなり以前からされてるみたいです。

これからももっと沢山の人に農を体験してもらいたいですね。

2010年3月11日木曜日

確定申告に

早く行かないとって気になっていたのですが、何かあれやこれやで

延び延びになってたんですが、やっとその気になって昨日税務署に

行って来ました。ワ-キングプァって言葉がありますが、実に百姓は

正にその通り。2.5haのお米と野菜を栽培していますが、苗代や

有機肥料代、機械代、燃料費を引くと殆んど残りません。大学の教授が

滋賀県の湖東の4haのお百姓さんの所得の計算をされた講演を聴いた時も

200万を少し上回っただけで、限りなくワ-キングプァに近いと言われてました。

まあそれでも救いは色々農閑期にする事はありますが、実質田植え前から

収穫までは5~6カ月ですから残りの半分を有効に使えたらいいんですけどね。

世の中の景気が悪くなって、雇用が無くなると就農をと勧めているけど現状では

何の魅力も無い農業に飛びつく人は少ないと思いますが......何はともあれ

税金の申告が終わってホットしています。

2010年3月9日火曜日

三月に入って

本当によく降りますね。三寒四温どころか寒の戻り、といった感じで

今日は姫路の北ではみぞれまじりの雨、しかも本降りです。

畑も水抜きが追い付かずに水浸しになりかけています。去年もジャガイモを

植え付けた今頃に沢山降って、種イモが腐ってしまってショックだったんですが

今年も心配です。少しずつ地球がおかしくなって来ているんでしょうね。

百姓をしていると本当に天気が気になります。晴耕雨読なんて気取って居れません

宮沢賢治の雨にも負けずの詩のような気持ちになります。がもうすぐそこまで春は

やって来てますよね。畑のプラムももうすぐ白や赤の花を咲かせます。綺麗ですよ。

2010年3月8日月曜日

食と生命と里山と~私達の中播磨in2020~

と言うテ-マのフオ-ラムが姫路総合庁舎内職員福利センタ-であり

参加してきました。主催は中播磨地域ビジョン委員会と棚田LOVER`sで

プレイベントで白井ファ-ムもお米と米粉を紹介しました。試食の米粉の

クッキ-やかりん糖は好評でした。奈良県立大村田教授の基調講演と

県農政振興課藤田課長補佐の 中播磨の農林水産業の特徴と課題と

題して発表があり 最後にワ-ルドカフェ形式で 食:安心安全な食

仕事:儲かる農林業 担い手:かっこいい村人になろう 地域:希望の持てる

地域の作り方 の4つのテ-マの中から自分が参加してみたいテ-マを選んで

実践者から思いや夢を伺って自分が感じた事や聞きたい事を話し合いました。

若い人からお年寄りまで 色んな人達が意見を出し合って有意義な時間を過ごし

終わったのが7時でしたので 帰りは嫁さんと 一徹ラ-メンさんに寄ってきました。

2010年3月5日金曜日

孫娘(4才と2才)達と

今日は加西市で生活している 次男坊の娘二人を迎えに行って

我が家の畑で 玉ねぎの草引きをしながら 傍らの果樹園の

ライムとユズとミカンに掛けていたビニ-ルの覆いを外してやりました。

実は孫娘の名前が徠夢と優寿なんです。柑橘系の名前だと思って

私おじいちゃんがホ-ムセンタ-に頼んで2年前に植えたものです。

ソルダムやプラムや桃はもう花芽も膨らんで去年よりかなり早く咲きそうです。

今年も沢山実をつけてくれる事を孫達とお願いしました。もちろんこれらも

一切農薬は使いません。

孫達は本当に畑が好きでいつまででも帰ろうとは言いませんが 今日は帰って

久しぶりに機械ですがお餅を搗きました。けれど自家製のモチは本当に美味しく

たくさん食べてくれました。

2010年3月1日月曜日

日本の食料の未来

上記のタイトルで昨日 兵庫県民会館で保田 茂神戸大名誉教授の

講演を聴いて来ました。主催はふるさとひょうご創生塾友会です。

内容は、今の私達の世代が豊かになったのは、石油資源を手に入れ

大量生産が出来た為だが、それは祖先が私達に残してくれたお陰。

だから今私達は祖先を大切にし、孫子の為に残さなければならないものは何か?

65歳以上の高齢化率が世界一の日本は、食料の自給率は先進国のなかでは

最低水準で、輸入に頼っているが更に20年後には、世界の人口は80億人を超え

世界の農地でも賄えなくなってしまう。

日本は農家も高齢化が進み20年後には働く人を無くして食べ物を失ってしまう。

日本の食文化である米食文化を守る事は、世界一の健康寿命に繋がっているし

お米の消費拡大にもつながる。消費が拡大されれば、若い世代の就農者も増え

自給率も高まって行く。だから西洋文化のパン食をしないで御飯を食べましょう。

乱暴にまとめてしまいましたが、もう一度自分の食生活を見直し、御飯と野菜と

汁物の食卓を取り入れて子や孫に伝えていきましょう。